「担当の転職エージェントがむかつく…。うざいし偉そうでロクに情報もくれず役に立たないし、たまに連絡きたかと思えば、キャリアについて説教されたり希望してもない案件を押し付けてくる始末。もしかして、見捨てられてる…?何か裏事情があるの?こんな時ってどうすべき…?転職エージェントは使うなって言う人もいるけど、実際どうなの?」
もはや転職を成功させる上で欠かせない存在となった、転職エージェント。
自分が求める業界や企業の求人情報をくれて、企業の採用担当者とも深く繋がっているため、転職エージェントを上手に活用できれば理想の転職を実現することができます。
とはいえ、転職のプロである転職エージェントといえど、しょせんは人間。
良い人、悪い人、デキるエージェント、役に立たないエージェント…。
転職エージェントの質は様々であり、自身の転職を成功させるためには「良質な転職エージェントを見極めるスキル」が必要になってきます。
今回は、「むかつく転職エージェント」に出会った場合に備えて、
- むかつく転職エージェントの特徴
- むかつく転職エージェントが存在する理由
- 転職エージェントがむかつく場合の対処法
- おすすめの転職エージェント
についてお伝えしていきます。
むかつく転職エージェントの6つの特徴
転職エージェントは上手に活用すれば転職を成功させる確率は各段に上がりますが、「むかつく」不快な思いをする転職エージェントが存在するのも事実です。
まずは、典型的なむかつく転職エージェント6つの特徴をお伝えしていきましょう。
コンタクトがしつこい
転職エージェントからのメールや電話がしつこく、求職者のプライバシーを侵害することがあります。
転職エージェントと求職者とのコミュニケーションは重要ですが、頻度やタイミングに関しては求職者の意向を尊重し、適宜スケジュールを調整することも必要です。
求人案件がふわっとしている
求人案件の情報が不明確で、具体的な条件や待遇などが全く分からない場合があります。
これでは、求職者が応募するかどうか判断することができません。
求人案件について、転職エージェントは詳細な情報を提供し、求職者が納得できるように説明する必要があります。
それだけでなく、求職者に対して適切な求人案件を紹介するために、求職者のスキルや経験、希望条件をしっかりと把握することも必須です。
面接のセッティングが雑
面接日時や場所が決まった後に急に変更されることがあったり、求職者の都合を考慮してくれないことがあります。
求職者は、面接に出向くために仕事を休まなければならない場合があるため、面接日時については相談の上、決定することが望ましいです。
求職者の希望に無視される
求職者のスキルや希望を無視して、自分たちが都合の良い求人案件を押し付けることがあります。
求職者は、自分自身が望む求人案件について説明し、それに合わせて案件を紹介してくれる転職エージェントを選ぶことが重要です。
情報が不正確
求人案件の情報が不正確で、求職者が面接に行ってみたら全く違う内容だったということがあります。
転職エージェントは転職希望者と企業との橋渡し役を担っているため、正確な情報を提供することが求められます。
求人案件が実在しない
実際には求人案件が存在しないにもかかわらず、存在するかのように求職者にアプローチしてくるような「むかつく転職エージェント」が存在します。
求人案件が実在するかどうかを確認するために、転職エージェントの情報についても注意深く調べておくようにしましょう。
むかつく転職エージェントが存在する3つの理由
転職活動を行う際、多くの人が利用する転職エージェント。
基本的に転職エージェントは、求職者の転職活動をサポートすることを目的としています。
しかし時には、むかつく転職エージェントに出会ってしまうことも決して珍しいことではありません。
ではそもそもなぜ、むかつく転職エージェントが存在しているのでしょうか。
ここからは、むかつく転職エージェントが存在する3つの理由をお伝えしていきましょう。
顧客に対する説明不足
むかつく転職エージェントの特徴の一つが、顧客に対する説明不足。
転職活動において重要な情報を伝えずいきなり企業面接を設定してしまうなど、顧客にとって不利益な状況を作ってしまうのです。
また、求職者が持つ転職活動に関する疑問や不安に対して適切なアドバイスを与えることができず、そのまま放置することもあります。
こうした説明不足は、求職者の転職活動の成否に大きく影響するため要注意です。
没頭度の低さ
転職エージェントは、顧客の転職活動を全面的にサポートすることが求められます。
しかし、中には没頭度の低いエージェントが存在するのも事実。
顧客の希望に沿わない企業を紹介したり、転職活動に対して消極的な態度をとったりする転職エージェントもいるのです。
また、求職者の転職活動に対して真剣に向き合わず、適切なサポートを行わない場合もあります。
こうした没頭度の低い転職エージェントが担当についてしまうと、最悪です。
求職者が「むかつく!」と不快に感じてしまうのも無理はありません。
営業優先主義
基本的に転職エージェントは、自社の利益を優先する傾向があります。
中には、顧客の希望や条件に合わない企業を紹介することで、自社の売り上げを優先する営業優先主義的なエージェントも存在します。
また、求職者に対して自社のサービスを押し付けるような営業を行う転職エージェントも。
こうした転職エージェントの営業優先主義は、求職者にとって非常に不快で信頼性も低く、むかつくものとなってきます。
以上のように、むかつく転職エージェントが存在する理由は、担当エージェントの、
- 顧客に対する説明不足
- 没頭度の低さ
- 営業優先主義
によるところが大きいと言えるでしょう。
転職活動を行う際には、信頼できる転職エージェントを選ぶことが何よりも大切です。
求職者自身も転職活動に関する知識や情報を持ち、エージェントと共に最適な転職活動を進める必要があります。
転職エージェントとのコミュニケーションを大切にして自身の要望を適切に伝え、一つのチームとして力を合わせていく、そんな意識を持って転職活動をしていきましょう。
転職エージェントがむかつく場合の対処法
転職エージェントは転職活動において極めて重要な存在ですが、質の低い担当者に当たってしまうと「むかつく」「うざい」「役に立たない」といった嫌な思いをすることになります。
ここからは、転職エージェントがむかつく場合の対処法を7つお伝えしていきましょう。
転職目的を明確にする
転職エージェントとの面談前に、自分の転職目的を明確にすることは非常に重要です。
自分が求める転職先の職種や条件、スキルなどを整理し、あらかじめ面談で伝えたいことや質問をリストアップしておくと、面談時間を有効に使え、無駄な時間を過ごすことがありません。
しっかりとした情報を提供する
情報が不足していると、求人案件を紹介される頻度は少なくなります。
転職エージェントに対しては、自分が希望する職種や条件、スキルなどを自身の情報を詳しく伝えましょう。
エージェントが求める情報をしっかり提供することで、求人案件へのマッチング率も高くなります。
積極的にコミュニケーションを取る
転職エージェントとのコミュニケーションが不十分だと、求人案件のマッチングもスムーズに進みません。
積極的にメールや電話で連絡を取り、情報交換を行いましょう。
自分から相談することで、エージェントも自分に合った求人案件をどんどん紹介してくれるようになります。
見極める目を持つ
転職エージェントも人間ですので、良い人もいれば悪い人もいます。
自分に合ったエージェントを選ぶために、複数のエージェントと面談して比較を行い、信頼できるエージェントを選びましょう。
また、エージェントの紹介する求人案件についても、しっかりと自分で調べて見極めることが大切です。
ネガティブな感情を抱かない
転職エージェントに対してネガティブな感情を抱いていると、求人案件の紹介がスムーズに進まなくなることもあります。
感情的にならず、冷静に対処することが大切です。
もし、どうしてもエージェントとの相性が合わない場合は、別のエージェントを探すことも検討してみましょう。
自分自身でも情報収集を行う
転職エージェントだけに頼り切るのではなく、自分自身でも求人情報を収集することが大切です。
求人サイトやSNSなどを活用し、幅広い情報を収集しましょう。
自分自身で情報収集を行うことで、エージェントからの情報と比較し、より良い求人案件を見つけることができるようになります。
最終的には自分で決断する
転職エージェントから紹介された求人案件を見ても、自分が納得できるかどうかは自分自身で判断する必要があります。
エージェントからのアドバイスは参考にはするものの、最終的な決断は自分自身で行いましょう。
自分が本当にやりたいことや自分に合った職場環境を見つけるためにも、自分自身で決断することが大切です。
転職エージェントの選び方にも気をつける
転職エージェントを選ぶ際には、自分に合ったエージェントを選ぶことが何よりも重要になってきます。
まずは複数のエージェントに登録して面談し、自分に合ったエージェントを選ぶようにしてください。
ある特定の転職エージェントだけを使って転職活動をすると、ほぼ間違いなく失敗します。
また、エージェントのサポート体制や求人案件の質、対応力などを確認することも重要なポイントの一つ。
そのためには、エージェントの口コミや評価を確認したり、実際にエージェントに問い合わせてみることもおすすめです。
求人情報に対しても詳しく調べる
転職エージェントから紹介された求人案件に対しては、自分でしっかり詳しく調べること。
求人情報には、企業や仕事の詳細、給与、待遇、勤務時間などが記載されていますので、これらの情報をしっかり確認し、自分に合った求人案件を見つけるようにしてください。
自分に合ったエージェントと適切なコミュニケーションを取ることができれば、理想的な転職の実現に一歩近づきます。
転職エージェントに頼り切らず自分自身でも情報収集をして、より良い求人案件を見つけていきましょう。
転職エージェントがムカつく典型的な体験談
転職エージェントは求職者の転職活動を手助けをする専門家であり、求職者からしてみれば最適な求人情報の提供やきめ細かいサポートを期待するもの。
一方で、転職エージェントの質が低いとムカつく不快な思いをするケースも少なくありません。
ここからは、転職エージェントがムカつく体験談のうち典型的な4つのケースをご紹介しておきます。
無駄な提案
私はある転職エージェントに登録した時、自分が希望する職種や業界を伝えたにも関わらず、全く異なる職種や業界の求人案件を紹介されたことがありました。
私の希望を無視して、ただ単に自分たちが抱えている求人案件を紹介しようとする姿勢にはがっかりしました。
コミュニケーション不足
別の転職エージェントでは、応募した求人案件の選考結果を聞くために何度も電話をかけたにも関わらず、一度も連絡をくれなかったことがありました。
結局、自分で求人企業に確認したところ、もう採用が決まっていたとのこと。
エージェントとの信頼関係がないと、こんなことが起こるのかと驚きました。
サポートが不十分
ある転職エージェントでは、面接の前に模擬面接の練習をしてくれるとのことで登録したのですが、実際には何もサポートしてもらえませんでした。
自分で面接の練習をするしかなく、正直がっかりしました。
求人情報が不正確
ある小規模な転職エージェントに登録していたのですが、同じ求人案件が複数の転職エージェントから紹介されたことが度々ありました。
しかもその求人内容が不正確だったり、すでに募集が終了している求人を紹介されたりしてびっくり。
やっぱり、ちゃんとした転職エージェントを選ばないとダメですね。
転職エージェントがむかつく場合は別エージェントに切り替えるのが基本!おすすめの転職エージェント5選!
担当の転職エージェントがむかつく場合は、さっさと別のエージェントに切り替えるのが基本。
その理由はシンプルで、質の低い転職エージェントに任せていても転職は100%成功しないからです。
とはいえ、転職エージェントは多数存在しており、どのエージェントを選べば良いか迷ってしまう人も多いはず。
ここからは、絶対に間違いのないおすすめの転職エージェント5選をご紹介します。
リクルートエージェント
国内最大手の転職エージェントであり、幅広い業界・職種の求人を保有しているのがリクルートエージェント。
転職者の希望に合わせた求人紹介だけでなく、転職活動のアドバイスや履歴書・面接対策などもサポートしてくれます。
リクルートエージェントは、転職エージェントの老舗。
多くの転職者から厚い信頼を得ているので、安心して利用できます。
パソナキャリア
業界トップクラスの求人数を誇り、業界の動向に詳しいコンサルタントが多数在籍しています。
また、転職者のキャリアプランに合わせた求人提案を行ってくれるため、転職者の希望に合った求人を紹介してくれます。
パソナキャリアは、転職者のニーズに合わせた求人紹介に力を入れており、多くの転職者からの支持を集めています。
マイナビエージェント
大手企業を中心に、幅広い業界・職種の求人を保有しています。
また、転職者の希望やスキルに合わせた求人提案を行ってくれるため、自分に合った求人を見つけることができます。
マイナビエージェントは、求人数が多く、転職者にとって選択肢が豊富なエージェントとして知られています。
DODA
DODAは、IT・Web業界に特化したエージェントとして知られており、多くの転職者が利用しています。
IT・Web業界を中心に、幅広い職種の求人を保有しています。
転職者のスキルやキャリアプランに合わせた求人提案を行ってくれるため、IT・Web業界での転職を希望する方におすすめです。
ジェイック
ジェイックは専門職に特化したエージェントで、医療・福祉・保育・教育・環境・エネルギーなどの職種を扱っています。
専門職のコンサルタントが多数在籍しているため、転職者のニーズに合わせた求人提案を行ってくれます。
専門職を希望する転職者にとっては、非常に有力な選択肢となります。
まとめ
今回は「むかつく転職エージェント」に出会った場合に備えて、
- むかつく転職エージェントの特徴
- むかつく転職エージェントが存在する理由
- 転職エージェントがむかつく場合の対処法
- おすすめの転職エージェント
についてお伝えしてきました。
転職エージェントを上手に利用することで、自分に合った求人を見つけることができます。
一方で転職エージェントはあくまでもサポート役であり、自分自身で情報収集したり最終的な判断をエージェント側に委ねてはいけません。
良質な転職エージェントに出会うためにも、良質な転職エージェントを見抜く目を養っておきましょう。